大学生が持つべきクレジットカードとは?
みなさん、クレジットカードって持っていますか?
筆者は現役の大学生で現在5枚所有していますが、周りのひとを見てみると、半々くらいな気がします。
今回は大学生が持つべき、大学生におすすめのクレジットカードについて紹介していきます。(今回は~とか言ってますけど今回が初めての記事なのです・・・)
クレカにも学生向けのものが用意されている
クレジットカードはさまざまなカード会社やブランドが発行しており、世の中に数えきれないほど存在しています。
クレカ作りたいけど、仕組みがよくわからないし、親から作るなって言われているから持ってはいけないものだと思っているひとも多いかもしれません。
しかし、学生のわたしたちにも安心して使えるような学生向けカードも多く存在しているって知ってましたか?
この記事では学生のうちにクレカをもっておくことのメリットとデメリット、またカード会社の狙いとか、筆者がオススメするカードを紹介します。
そもそもクレジットカードってどういう仕組み?
この仕組みがよくわかってないからクレカを持つことに不安に思うひともいると思います。
クレジットカードは国際ブランド(Master CardやVISAなど)に加盟しているお店で使うことができます。クレジットカードで代金を支払うととその場では消費者が代金を支払ったことにはなりません。カード会社が持ち主の代わりに支払いをしてくれて、ある期間(月末締めとか15日締めとかはカード会社それぞれです)に使用した金額をまとめて決まった日に銀行口座から引き落とされるという仕組み。
すなわち、カード会社が肩代わりしてくれていて、あとからまとめて返すっていう仕組みで成り立っています。
でもそれじゃカード会社って儲からなくない?よくカード入会すると何千ポイントってもらえるけどあとからお金かかるパターンじゃないの?って疑うひとがいるかもですが、カード会社ってお店側から手数料をもらうことと、リボ払い、キャッシングという簡単にいえば分割払い、借金による手数料によって主に利益をあげています。
でもカードって作ってもらわないとそもそも使ってもらえないですよね?
そのため、入会したら何ポイントプレゼント!とか、招待したら何マイル!!とかってキャンペーンをやってまずは利用者の数を増やそうというわけでやってます。
だからカードを使った分きちんと支払えば、特にお金がかかわるわけでもなく、むしろポイントやマイルがたまるからうまく使えば上手に生活できる、ここがクレカをオススメするポイントになります。(もちろん、年会費がかかるクレカは存在しますが学生用のクレカは無料のものが圧倒的です)
クレカは未成年でも持てるの?
答えは、Yes。持てます。
18歳以上(高校生は不可)であれば作ることができますが、未成年のひとは保護者の同意を得なければつくることはできません。
20歳以上のひとはたとえ学生であっても自分の意思でつくることができます。
クレカを申し込むうえで必要になるのは、銀行口座、身分証明書の2点です。
ですから始めtえクレカを申請するひとは身分証明書(運転免許証やパスポート、マイナンバーカード)と銀行口座を準備しておいてください。
学生がクレカをもつことのメリット
無料なうえに特典が多い
学生向けクレカは基本年会費無料のものばかり。
だから持っていて損はないんです。
しかもそのわりに社会人が使っているカードよりもポイントがたまりやすいとか、特典が優れているものが多いんです。
後ほど紹介しますが、例えば学生ライフカード。
年会費はもちろん無料で海外で利用した場合使用した金額の5%キャッシュバック、海外旅行保険無料付帯、ETCカード無料付帯などと特典が盛りだくさんなんです。
海外旅行いくタイミングでカード作るひとって多いと思いますが、旅行の予約で決済するためとか、渡航先で使うかもしれないから、という理由だけでカードを選ばずテキトーに作ってちゃ、もったいない。
せっかく作るなら、キャッシュバックがあったり、旅行保険がついてたほうがいいですよね?
審査が通りやすい
クレジットカードって申し込めばだれでも作れるっていうわけではありません。
そのひとに借金がないか、借り入れがあってもしっかり返しているのか、また携帯料金やほかのカードがある場合、その支払いが滞ったことはないかなどをチェックします。
信用機関というところにそのような個人情報(信用情報といいます)が登録されており、このひとはしっかりと払ってくれるな、このひとは支払いが滞ったことがあるからカード作らせないほうがいいかな、とカード会社が判断します。
また月々いくらまで使っていいよっていう限度額が定められており、それは収入とか貯金額などの支払い能力によって決定されます。
貸した分は支払ってくれないと会社は損するわけですから審査するのも当然ですが、では収入が少ない学生はというと?
審査が通りにくい気がしますが、実は学生は審査に通りやすいといわれているんです。
それはなぜかというと万一、支払えなくなったときに親が支払ってくれるだろうとカード会社が考えているから。
いわば保護者が「担保」になっているわけです。
また、学生向けカードであればほとんど通るかと思います。
では、デメリットは?
メリットあればデメリットあり。
当然、学生向けカードにもデメリットはあります。
それは、「限度額が小さい」ということです。
学生向けカードの限度額は10万円程度のものが多いです。
まあ、収入が少ないですから仕方のないことではありますが・・・友達と旅行予約したりするときは若干不便ですよね。
しかし、ご安心を。
限度額が30万円のカードもあるのでのちほど紹介します。
カード会社側のメリット
収入が多いひとのほうが一回に使う額が多いため、カード会社は収入が多いひとにつくてほしいというのは納得できると思いますが、なぜ学生向けのカードをラインナップするのでしょうか?
親が担保になる
先ほども少し説明しましたが、学生の場合、万一利用した分支払われなくても利用者の保護者が肩代わりしてくれる、担保になるとカード会社が考えているためです。
将来の顧客になる
学生が終われば、社会に出るひとがほとんどだと思います。
そうなれば、収入が増えカードを使う機会も額も増える。
また「学生時代に作ったカード会社を社会人になっても選択するひとは多いだろう」と考えられているため学生のうちに将来の顧客として固めておこう、というのがカード会社のねらいです。
オススメのカード4選
JALカードnavi
このカード、旅行好きにとってはとてもうれしい特典がついてるんですよね、あまり、「学生、クレカ」とかで調べても出てこないけど。
マイルが貯まりやすい
なにがすごいか、マイルの貯まり方がすごいんですよね。
通常のJALカードは200円で1マイル、特約店(ファミマとかマツキヨとか)では200円で2マイル積算されるのが、JALカードnaviだと通常で100円で1マイル貯まるんです。さらに特約店で100円で2マイル貯まるんですよ。
実は普通カードでも年会費3240円を支払ってショッピングマイル・プレミアムっていうプランに加入するか、ゴールドカードやJALダイナースカードを作れば無料でこのプランに入れるのですが、年会費無料でこの積算率はJALカードnaviだけです。
ファミマやマツキヨなどの普段よく使うお店で2倍マイルが貯まるのは何気にうれしい。
減額マイルキャンペーン
マイルってよく聞くけど貯めてどうすんの?何ができるの?って思うひとがいるかもしれません。
マイルは航空会社などが設けているポイントプログラムで(詳しいところはまたいずれ記事かけたらいいなと)ポンタポイントやTポイント同様にお金として使えたり、別のポイントに変換できたりしますが、一番の違いは「航空券」に交換できることです。
普段決済に利用して貯まったマイルで旅行できたら最高ですよね。
でもそんなに額も使わないからマイルも貯まらないのではと思っていたらショッピングマイル・プレミアムが無料で付帯され、さらには減額マイルキャンペーンというキャンペーンの期間内であれば通常の必要マイルの半分で航空券に交換できます。
通常のカードの場合、東京~沖縄は片道7500マイルかかりますが、減額マイルキャンペーンの期間内であれば3000マイルで行けちゃいます。
国内線のみならず、国際線のキャンペーンもおこなっています。
さらに少し難しいは話をすると飛行機に乗るとマイルがもらえるんですけど、通常は区間マイル(距離とかに準ずる)の50%~70%しかたまらないのがツアープレミアムというプラン(年会費2160円)に加入すると100%貯まるようになります。
が、JALカードnaviの場合、これも無料でついてきます。
ただし、ショッピングマイル・プレミアムとツアープレミアムは「申し込む」を選択する必要があるので必ず申し込むようにしましょう。(何度もいいますが無料です)
とりあえずショッピングマイル・プレミアムと合わせて5000円分のプランが無料になっているわけですね。
注意したい点が1点だけ。
大学を卒業後普通カード(年会費1080円)に自動で切り替わってしまうので、もし社会人になってJALカードは不要だっていうひとは解約手続きを忘れないようにしましょう。
学生ライフカード
さっきも少し紹介しました学生ライフカード。
海外旅行が好きな人、行く可能性が少しでもあるひとは作っておくべきです。
海外利用時5%キャッシュバック
なんといっても学生ライフカードの目玉はコレ。
海外で利用した場合、5%がキャッシュバックされるんです!(渡航前に申請する必要がありますが2分で済みます)
航空券やホテルの予約の決済は対象外ですが、東南アジアのレストランで利用しても、ヨーロッパでブランド品を買っても、キャッシュバックされるんです。
限度額が最大30万円
学生向けのクレカってだいたい10万円が限度額のことが多いですが、限度額が10万円の場合10万円以上のものを買うときにせっかくだからポイント貯まるしカード使おうと思っても使えないです。
10万円と聞くとたしかに高額ですが、カメラとか、旅行のツアー代金で10万円以上かかることもありますよね。
そんなときこそ学生ライフカード。
限度額が最大30万円(5~30万円、カード会社が審査で決定します)に設定されています。
海外旅行保険が充実
海外旅行保険ってついてるカードも多いですが、年会費無料のカードで正直、申し訳ない程度に付帯されているものが多いですが、学生ライフカードは死亡・事故・後遺症などに最高2000万円の補償が受けられる保険が無料で付帯してくるから旅行時に心強い味方になります。(使わずに済むのが当然望ましいですが、万一に備えることは大事です)
ETCカードが無料で付帯
さらにETCカードを無料で作ることができるんです。
クレカでETCカードが付帯してくるものは結構ありますが、有料であったり、無料付帯だけどカード自体に年会費がかかったりするものが多いけど、これは無料。
ETCカードは学生で持ってるひとって意外と少ないから、レンタカー借りて友だちと国内旅行するときは地味に便利です。
いまなら15000円相当のポイントがもらえる⁉
はい、出ました。何ポイントもらえるキャンペーンです。
でも、年会費無料だし、ポイントもらえるなら損はしない!ですよね?
楽天カード
このカード、聞いたことないひとはいないと思います。
楽天カードは学生向けにつくられているわけではありませんが、年会費は永年無料で非常に使いやすいカードです。
限度額が最大100万円で学生でも10万円以上で通るひとも多いようです。
最大のメリットは楽天ポイント
楽天は楽天市場や楽天トラベルなどさまざまなサービスを展開している会社なのでそこで楽天カードで決済すると楽天ポイントがたまりやすくなります。
楽天市場で楽天カードを利用するとポイントが最大3倍、楽天トラベルで利用すると2倍ポイントがもらえ、普段の利用でも100円で1ポイントもらえるため、すぐにポイントをためることができます。
貯まった楽天ポイントはカードの支払いに充てれる(学生にとっては何気にうれしいですよね)ほか、楽天Edyにチャージしたり、楽天市場で利用できます。
またちょっとびっくりなのが、楽天証券でも利用できること。
筆者は楽天証券で利用しようと思っているのでまたいずれ記事で紹介できたらと思います。
限度額が10万円とは限らない
さっきも少し触れましたが、楽天カードは限度額が審査によって個々に決められるので一概にいくらまでとは言えませんが、学生でも40万円くらいの限度額はもらえるひとが多いようです。
セゾン・アメックスブルー
セゾンカードが出しているアメックスブルーもオススメのひとつです。
このカードは学生向けのカードってわけではないですが25歳以下のひとなら年会費無料で持てちゃうカードなんです。
このカードの最大のメリットは空港から荷物を自宅まで無料で発送できるサービスが受けられることです。
例えば名古屋に住んでるひとが羽田空港に海外から帰ってきたとすると重たい荷物を持って名古屋まで戻ってくるのは結構大変ですよね。
でもセゾン・アメックスブルーを持っていれば羽田空港で荷物とさよならできます。
あとはアメックスの象徴的なエンブレムもスタイリッシュでかっこいいですよね。
楽天プレミアムカード
これは完全におまけですが、、、旅行好きなひとにとってもオススメのクレカがあります。
楽天カードの上位カードになるのですが、まず年会費が10800円かかります。
「うわあ、高い。」と思うかもしれないですが、筆者はコスパ最強のカードだと確信してます。
なにがコスパ最強かというと、プライオリティパスの最上位ステータスのプレステージが無料で付帯してくるんです。
このプライオリティパスは何者ぞやといいますと、加盟している空港のラウンジが無料で利用できるんですね。
空港のラウンジには、大きく分けて、カード会社が合同で運営しているカードラウンジとビジネスクラスやファーストクラスに搭乗するひとたちが主に利用する航空会社が運営しているエアラインラウンジがあって、カードラウンジはせいぜいソフトドリンクとおつまみがサービスされるくらい(中部国際空港は珍しくビールやハイボールも無料)ですがエアラインラウンジは食事やお酒も全部無料で楽しめ、一般にエアラインラウンジのほうが豪華です。
そんなラウンジに何回でも入ることができるプライオリティパスのプレステージ会員ですが、ほんとうは年会費が399米ドルかかるんです。
これが無料で付帯されるからびっくりです。
残念なことに楽天プレミアムカードを持っているひとしか無料でラウンジに入ることができないのですが、同伴者は32米ドル支払えば同様に利用できます。
一回の利用料が32米ドルと仮定すると、1年あたりで3回利用すれば元がとれてしまうわけです。
楽天のなかでのゴールドカードになるので審査は厳しめですが、学生でもつくれる方法がいくつかあるのでそちらはいずれ詳しく説明しますが、「楽天カードをマメに利用して楽天からの信頼を得る」というのが一番の近道だと思います。(ちなみに筆者は楽天カードを持たずして一発で審査に通りましたが、、それについてもおいずれ記事にします)
ただし、20歳以上でないとつくれないので18、19歳のひとは20歳になるまで我慢してくださいね。
まとめ
以上、クレジットカードの仕組みや学生がもつメリット・デメリット、オススメのカードについて紹介してきました。
まだまだ始めたばかりで文章が不完全かもしれませんが、いろいろと発信していきたいと思います。